← トップへ戻る
インコ (Parakeet) 感染症 重度

下部気道感染(Parakeet)

Lower Respiratory Tract Infection / 下部気道感染(Parakeet)

概要

インコにおける細菌性の呼吸器系疾患。下部気道感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

主な症状

食欲低下 無気力 筋力低下 鼻汁 開口呼吸 呼吸困難 くしゃみ 突然死 尾の上下動 体重減少

原因

インコにおける細菌性の呼吸器系疾患。下部気道感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

病態生理

インコにおける細菌性の呼吸器系疾患。下部気道感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

治療

【インコの下部気道感染症】■病態: 細菌性肺炎+気嚢炎。Aspergillus fumigatus(真菌性気嚢炎—最も重要)。■症状: 呼吸困難、開口呼吸、尾振り呼吸(tail bob)、声の消失。■治療: 細菌性: エンロフロキサシン 15 mg/kg PO q12h。Aspergillus: イトラコナゾール 5-10 mg/kg PO q12h×6-12週。アムホテリシンB ネブライゼーション(1 mg/mL q12h)。酸素療法。保温。■予後: 細菌性→良好。Aspergillus→慎重(長期治療必要、再発多い)。■参考文献: Harrison & Lightfoot 2006; Coles 2007; Beernaert et al. 2010 Avian Pathol

予防

清潔で乾燥した飼育環境の維持が基本的予防策である。感染動物との直接接触の回避、汚染された環境の徹底的な消毒、過密飼育の回避が重要である。免疫抑制状態にある動物では特に注意が必要であり、長期ステロイド投与中は真菌感染のリスクが上昇する。新規導入動物の検疫と皮膚糸状菌培養検査の実施が集団発生の予防に有効である。

予後

予後は真菌の種類、感染部位、宿主の免疫状態、治療への反応性に依存する。表在性真菌感染は適切な抗真菌療法により予後良好であるが、深在性・全身性真菌感染では治療が長期化し予後が慎重となる。免疫抑制動物では治療反応が乏しく再発率が高い。完全な治癒には数週間から数ヶ月の継続治療が必要であり、培養陰性化の確認が治療終了の指標となる。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 イトラコナゾール 💊 アムホテリシンB

※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます

感染症の他の疾患(インコ)

インコの全疾患を見る →

VetDictでインコの鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

呼吸器炎症性疾患(Parakeet) (共通10症状) 慢性呼吸器疾患(Parakeet) (共通10症状) 慢性副鼻腔炎(Parakeet) (共通9症状) 鼻炎(Parakeet) (共通9症状) 呼吸器細菌感染(Parakeet) (共通7症状) 細菌性肺炎(Parakeet) (共通6症状) 口腔膿瘍(Parakeet) (共通6症状) 大腸菌感染(Parakeet) (共通6症状)
📋 インコの疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。