眼瞼内反症
Entropion / 眼瞼内反症
概要
眼瞼の内反によりまつ毛が角膜を刺激する疾患です。
主な症状
過剰流涙
眼脂
眼の充血
瞇目
原因
猫における眼瞼内反症の原因: 眼瞼の内反によりまつ毛が角膜を刺激する疾患です。
病態生理
眼瞼内反症は猫における眼科疾患である。眼球、付属器、または視覚経路に影響を及ぼす炎症性、変性、または構造的変化を伴う。眼内炎症は血液房水関門・血液網膜関門を破壊し、蛋白漏出、細胞浸潤、視力喪失の可能性がある。眼圧上昇は視神経と網膜神経節細胞を損傷する。角膜潰瘍はデスメ膜瘤や穿孔に進行しうる。
治療
猫における眼瞼内反症の治療: 根治療法: 外科的矯正(Hotz-Celsus法 — 余剰皮膚の楔状切除・縫合)。一時的処置(幼若猫・軽症): 眼瞼の一時的外反固定(マットレス縫合)、成長に伴い自然改善する場合あり。術前・術後: オフロキサシン点眼0.3% q6h×7-14日、角膜潰瘍併発時はアトロピン点眼1% q12h。全身鎮痛: ブプレノルフィン0.01-0.03mg/kg 経口粘膜投与q6-8h×3-5日。エリザベスカラー装着(抜糸まで10-14日)。角膜保護: ヒアルロン酸点眼q4-6h。ペルシャなどの短頭種に好発。モニタリング: 術後1・2週にフルオレセイン染色、角膜状態評価。再発時は再手術を検討。
予防
眼瞼内反症の予防: 定期的な健康診断。適切な栄養管理。ストレスの軽減。清潔な飼育環境の維持。異常の早期発見・早期受診。
予後
眼瞼内反症の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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