白内障
概要
水晶体が混濁して視力が障害される疾患。猫の白内障は犬より大幅に少なく、重要な点として、犬と異なり糖尿病が原因となることはまれである。猫で最も多い原因は慢性ぶどう膜炎(続発性白内障)で、その他に外傷、先天性/遺伝性、人工哺乳子猫のまれな栄養欠乏がある。猫の白内障は眼内炎症の反映であることが多いため、ぶどう膜炎の精査が必要である。
主な症状
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原因
猫では慢性ぶどう膜炎が最多原因(続発性白内障)。その他: 眼/鈍的外傷、先天性・遺伝性(ペルシャ・バーマン・ヒマラヤン・ブリティッシュショートヘアで報告)、アルギニン欠乏ミルクで育てた孤児子猫のまれな栄養性白内障。糖尿病は犬と対照的に猫では原因として少ない。
病態生理
水晶体線維の可溶性クリスタリン蛋白が酸化的傷害や炎症性メディエーターにより変性・凝集し、不溶化することで光散乱が増大して水晶体が混濁する。慢性ぶどう膜炎では房水組成の変化と炎症性メディエーターが水晶体上皮を傷害して続発性白内障を生じる。混濁の進行に伴い網膜への光透過が低下し視力が障害される。成熟・過熟白内障では水晶体蛋白が水晶体嚢から漏出して水晶体起因性ぶどう膜炎を惹起し、続発性緑内障や水晶体脱臼を来すことがある。
治療
猫における白内障の治療: 1. 外科(水晶体乳化吸引術)が唯一の根治療法。術前に網膜電位図(ERG)で網膜機能確認。2. 糖尿病性白内障: 血糖管理が最優先。3. 術後: プレドニゾロン酢酸エステル1%点眼 q6h → 漸減、抗菌薬点眼(オフロキサシン) q6h × 2-4週。4. 手術非適応例: 抗炎症点眼で続発性ぶどう膜炎を予防。定期眼科検査。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に • MSM+アミノコンプリート (MSM+必須アミノ酸(BCAA中心)): 組織修復・筋肉維持・肝腎栄養サポート。BCAA(分岐鎖アミノ酸)が筋蛋白合成を促進+MSMが結合組織の修復をサポート。術後回復、骨折治癒、CKD/肝疾患の筋肉量維持、競走馬・スポーツ犬の運動器サポートに • NMNミトコンドリアアシスト (NMN+α-リポ酸+システイン+プロバイオティクス): 細胞エネルギー代謝・サーチュイン活性化・抗老化。NMN 5000mgがNAD+産生を促進→ミトコンドリア機能改善+サーチュイン(SIRT1-7)活性化。認知機能低下(CDS)、変性性脊髄症、慢性代謝疾患(糖尿病/クッシング)、加齢性臓器機能低下のサポートに ※MSM+アミノコンプリート: 重度肝・腎不全は蛋白負荷に留意
予防
白内障の予防: 定期的な眼科検査。環境中の刺激物(粉塵、アンモニア)の低減。外傷予防。基礎疾患(高血圧等)の管理。
予後
白内障の予後: 早期治療で視機能温存可能。慢性疾患は長期管理が必要。網膜疾患は不可逆的な場合がある。
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