蟯虫症(ウサギ)
概要
ウサギにおける寄生虫性の消化器系疾患。蟯虫症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すうさぎの他の疾患を確認できます
原因
ウサギにおける寄生虫性の消化器系疾患。蟯虫症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける寄生虫性の消化器系疾患。蟯虫症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
ウサギの蟯虫症(Passalurus ambiguus)。盲腸・結腸に寄生。最も一般的なウサギの消化管寄生虫。■臨床症状: 多くは無症状。重度: 肛門周囲の掻痒(尻を擦りつける)。 軽度の体重減少。稀に盲腸炎。■診断: 糞便浮遊法(虫卵)。セロハンテープ法(肛門周囲の虫卵)。 肉眼的に成虫(4-11mm白色線虫)を糞便中に確認。■治療: フェンベンダゾール 20 mg/kg PO q24h × 5日。2週後に再投与。 イベルメクチン 0.2-0.4 mg/kg SC/PO、2週間隔で2回。 環境消毒: 虫卵は環境中に数週間残存 → ケージの熱水洗浄・消毒。■予後: 良好。環境対策なしでは再感染しやすい。参考文献: Harcourt-Brown F (2002); Quesenberry & Carpenter (2020).
予防
ウサギにおける蟯虫症の予防は定期的駆虫・媒介動物制御・環境衛生の3本柱。消化管寄生虫: 子犬子猫は2-4週齢から繰返し駆虫、成獣は便検査結果に基づく定期投与。心血管寄生虫(フィラリア): 流行地での年間予防投与(イベルメクチン・ミルベマイシン等)。外部寄生虫: 月1回の外部寄生虫予防薬投与、環境清掃。散歩後のダニチェック、媒介動物(ダニ・蚊・ノミ)の生息環境改善も重要。
予後
ウサギにおける蟯虫症の予後は寄生虫種・寄生数・宿主免疫状態・治療反応性により異なる。早期発見と適切な駆虫薬投与により多くの寄生虫症は良好な予後だが、重度感染・心血管寄生虫・血液寄生虫では治療反応が遅延する。再感染予防のための環境管理・媒介動物制御の継続が長期予後を左右する。免疫不全状態では治療抵抗性となるため、基礎疾患管理も並行する。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
感染症の他の疾患(うさぎ)
VetDictでうさぎの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。