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うさぎ (Rabbit) その他 中等度

大腿骨頭壊死

Femoral Head Necrosis / 大腿骨頭壊死

概要

大腿骨頭の無血管性壊死により進行性の後肢跛行と筋萎縮が起こります。

主な症状

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臨床徴候

ウサギにおける大腿骨頭壊死の臨床徴候は病態と進行段階により多様である。一般的非特異的所見(食欲不振・元気消失・体重減少)に加え、罹患臓器・系統に特異的な症状が顕在化する。病歴聴取と詳細な身体検査により症状パターンを把握し、補助検査で確定診断に至る。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

原因

ウサギにおける大腿骨頭壊死の原因: 大腿骨頭の無血管性壊死により進行性の後肢跛行と筋萎縮が起こります。

病態生理

大腿骨頭壊死はウサギにおける整形外科・筋骨格系疾患である。骨、関節、または支持軟部組織の構造的損傷、変性変化、発達異常を伴う。軟骨変性、軟骨下骨リモデリング、滑膜炎が関節疾患を特徴づける。腱・靭帯損傷は機械的安定性を障害する。疼痛、跛行、運動性低下がQOLに大きく影響する特徴的な臨床徴候である。

診断

後肢の跛行・股関節痛・運動嫌い・筋萎縮から大腿骨頭壊死を疑う。X線で大腿骨頭の扁平化・骨硬化・断裂・関節腔の不整を確認。CT/MRIで壊死範囲と軟骨下骨折を精査。CBC/生化学でCa・P・ALP(代謝性骨疾患)を評価。ステロイド使用歴を聴取。触診で股関節の可動域制限・疼痛を確認。ウサギでは外傷(落下・不適切な保定)や血管障害が原因として考慮される。鑑別に股関節形成不全・脊椎疾患・E. cuniculi関連後肢障害を考慮する。

治療

ウサギにおける大腿骨頭壊死(無血管性壊死/レッグ・カルベ・ペルテス様)の治療: 1. 内科的管理(初期/軽度): メロキシカム0.3-0.6mg/kg PO q24h(長期疼痛管理)。ガバペンチン5-10mg/kg PO q12h(神経障害性疼痛の併用)。2. 運動制限: ケージレスト、ただし完全な不動化は避ける(筋萎縮予防)。3. 体重管理: 患肢への荷重軽減のため適正体重を維持。4. 外科的治療: 大腿骨頭切除術(FHO: femoral head ostectomy)が最も一般的。小型ウサギでは良好な機能回復が期待できる。5. 周術期: ブプレノルフィン0.01-0.05mg/kg SC q6-8h + メロキシカム0.3-0.6mg/kg SC q24h。エンロフロキサシン5-10mg/kg PO q12h×7日(経口βラクタム禁忌)。6. リハビリ: 術後の受動的関節可動域訓練。7. 定期X線で対側の評価。

予防

大腿骨頭壊死の予防: 定期的な健康診断。適切な栄養管理。ストレスの軽減。清潔な飼育環境の維持。異常の早期発見・早期受診。

予後

大腿骨頭壊死の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 メロキシカム 💊 ガバペンチン 💊 ブプレノルフィン

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