心内膜炎(ウサギ)
概要
ウサギにおける細菌性の心血管系疾患。心内膜炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すうさぎの他の疾患を確認できます
原因
ウサギにおける細菌性の心血管系疾患。心内膜炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける細菌性の心血管系疾患。心内膜炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【心内膜炎】 ■ 病態: 心臓弁膜の細菌感染。血行性播種(歯科疾患、皮膚感染等)が原因。菌血症→弁膜上の疣贅形成→弁機能不全。 ■ 症状: 発熱、嗜眠、食欲低下、心雑音(新規 or 変化)、跛行(塞栓による)。慢性: うっ血性心不全。 ■ 診断: 血液培養(複数回採取)。心エコー(弁膜上の疣贅)。CBC(白血球増加)。 ■ 抗菌薬(長期・高用量): アンピシリン 20-40 mg/kg IV QID + ゲンタマイシン 2-4 mg/kg IV SID × 6-8週。培養結果で調整。経口維持: アモキシシリン/クラブラン酸 12.5-25 mg/kg PO BID。 ■ 心不全管理: フロセミド 1-2 mg/kg PO BID。ACE阻害薬(エナラプリル 0.5 mg/kg PO SID-BID)。 ■ 種特異的注意: ウサギ・げっ歯類—経口ペニシリン禁忌→エンロフロキサシン 5-10 mg/kg + メトロニダゾール 15-20 mg/kg で代替。 ■ 予後: 慎重〜不良。弁破壊が進行すると心不全。
予防
ウサギにおける心内膜炎の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
ウサギにおける心内膜炎の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
循環器の他の疾患(うさぎ)
VetDictでうさぎの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。