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両生類 (Amphibian) 感染症 中等度

糞線虫症

Strongyloides Infection / 糞線虫症

概要

自家感染能を持つ糞線虫属感染症。

主な症状

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臨床徴候

両生類における糞線虫症の臨床徴候は寄生虫種・寄生部位・寄生数により異なる。消化管寄生では下痢・嘔吐・体重減少・腹部膨満、外部寄生では掻痒・脱毛・皮膚炎、心血管寄生では咳・運動不耐性・腹水、血液寄生では貧血・発熱・元気消失を呈する。幼若・栄養不良個体では重症化しやすく、慢性経過では発育不良が顕著となる。

原因

両生類における糞線虫症の原因: 自家感染能を持つ糞線虫属感染症。

病態生理

糞線虫症は両生類における寄生虫疾患である。寄生虫は経口摂取、経皮的侵入、またはベクター媒介伝播を通じて感染を確立する。抗原変異、免疫調節、細胞内隔離により宿主の免疫防御を回避しながら、宿主の栄養と資源を利用して増殖する。組織損傷は寄生虫の直接的な摂食、機械的破壊、有毒代謝副産物、宿主の炎症・免疫応答に起因する。重度の寄生虫感染は貧血、栄養失調、臓器機能障害、二次感染を引き起こしうる。

診断

糞便Baermann法で活動性の幼虫(rhabditiform larva, 約0.25 mm)を確認。新鮮糞便の直接塗抹も有用(排卵後速やかに孵化するため卵より幼虫で検出)。PCRで種同定。自由生活世代と寄生世代の交代があり、環境評価(基材の汚染度)も重要。重度感染では消化管粘膜の炎症・びらん。鑑別: Rhabdias肺虫症(幼虫形態が類似)、Capillariasis。

治療

両生類における糞線虫症の治療には、同定された寄生虫に応じた適切な駆虫薬が必要である。一部の駆虫薬は特定の種に有毒であるため、種に適した用量設定が重要である。全てのライフステージを排除するため複数回投与が必要な場合がある。環境消毒と接触動物の治療で再感染を防止する。貧血、脱水、栄養失調などの二次的合併症に対する支持療法を行う。

予防

糞線虫症の予防には定期的な予防駆虫、環境衛生と糞便除去、新規動物の隔離・検査、ベクター防除、中間宿主や汚染環境への曝露回避が含まれる。

予後

糞線虫症の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。

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