ヤドクガエル腸管原虫感染症
Dart Frog Enteric Protozoal Infection / ヤドクガエル腸管原虫感染症
概要
飼育下ヤドクガエルにおける消化管原虫感染(レトルタモナス、ディプロモナス、鞭毛虫類)。ストレスや免疫抑制により増悪。
主な症状
anorexia
bloating
dehydration
diarrhea
lethargy
weight loss
原因
ストレスまたは免疫抑制下のカエルにおける常在消化管原虫(レトルタモナス、ディプロモナス、トリコモナス)の過剰増殖。新規輸入または輸送直後の個体は特に感受性が高い。
病態生理
ストレス誘発性免疫抑制下で原虫が腸管内で増殖。高度感染は粘膜炎症、吸収不良、二次的細菌侵入を引き起こす。
治療
メトロニダゾール(10 mg/kg PO 1日1回 5-10日間)で原虫量を減少。代替:フェンベンダゾール(50 mg/kg PO、14日後再投与)で鞭毛虫に対応。ストレス軽減のため飼育環境を最適化。プロバイオティクス補給で腸内細菌叢の回復を促進。
予防
新規個体を30-60日間検疫。受入時に糞便スクリーニング。安定したビバリウム条件の維持(温度24-27°C、湿度80-100%)。ハンドリングストレスの最小化。
予後
適切な治療と飼育環境最適化で予後良好。ストレス要因が未解決の場合は再発の可能性あり。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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