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両生類 (Amphibian) 感染症 重度

アマガエル細菌性肺炎

Tree Frog Bacterial Pneumonia / アマガエル細菌性肺炎

概要

樹上性カエル(アマガエル科、アオガエル科)における細菌性肺炎。低温多湿・換気不良環境での日和見細菌が原因。

主な症状

異常な姿勢 食欲不振 呼吸困難 過剰な粘液分泌 無気力 開口呼吸 体重減少

原因

低温(種固有の適温以下)、換気不良(1-2回/時間未満の空気交換)、適切な気流のない慢性高湿度、免疫抑制を背景とした日和見細菌(Aeromonas、Pseudomonas、Klebsiella)による肺感染。

病態生理

細菌が肺上皮に定着し、化膿性炎症・滲出液蓄積・ガス交換障害を引き起こす。両生類は皮膚呼吸への依存度が高いため、臨床症状が出現する前に肺障害が進行していることが多い。

治療

エンロフロキサシン(5-10 mg/kg SC/IM 1日1回 14-21日間)またはトリメトプリム-スルファ(15 mg/kg PO 1日1回)。F10SC(1:250希釈)のネブライゼーション15-30分 1日2回。温度を種固有の適温上限に上昇。十分な換気の確保。輸液による支持療法。

予防

種に適した温度の維持(熱帯性アマガエル:24-28°C)。ビバリウムの適切な換気確保(スクリーントップまたは換気パネル)。湿度と気流のバランス。新規個体の検疫。

予後

早期の積極的治療で予後はやや良好。皮膚呼吸への依存により受診が遅れる傾向があり、遅延診断では予後不良。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン

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