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💊 タウリン

Taurine / タウリン

作用機序

含硫β-アミノ酸。猫では肝でのシステインからの合成能が低く必須栄養素。心筋のカルシウム動態・収縮性、網膜光受容体の維持、胆汁酸抱合(猫はタウリン抱合のみ)に必須。欠乏は可逆性の拡張型心筋症と不可逆性の中心性網膜変性を引き起こす。

Sulfur-containing β-amino acid essential in cats (minimal hepatic synthesis from cysteine). Required for myocardial calcium handling and contractility, retinal photoreceptor integrity, and bile-acid conjugation (cats conjugate bile acids exclusively with taurine). Deficiency causes reversible dilated cardiomyopathy and irreversible central retinal degeneration.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考

Dog
✓ 可 500-1000 mg 経口 8-12時間毎(25 kg未満: 500 mg、25 kg以上: 1 g)。アメリカン・コッカー・スパニエルのDCMではL-カルニチン 50-100 mg/kg 経口 8時間毎と併用(MUST試験)。 タウリン反応性DCM(コッカー・スパニエル、ゴールデン・レトリーバー、ニューファンドランド)およびグレインフリー/豆類主体食関連DCMに適応。血漿/全血タウリン測定と食事変更を併行する(Freeman 2018)。

Cat
✓ 可 250-500 mg/頭 経口 12時間毎。最低12-16週継続。タウリン欠乏性DCMの心エコー改善は通常3-6ヶ月以内に現れる(Pion 1987)。 可能なら投与前に全血タウリン濃度を測定(<250 nmol/mLで欠乏)。総合栄養食では欠乏は稀 — 手作り食・菜食・ドッグフード給餌の猫でスクリーニングを。
うさぎ
Rabbit
✓ 可 100 mg/kg 経口 24時間毎(経験的・外挿)。 適応は稀(草食動物はタウリン要求性が低い)。循環器診療の補助としてのみ使用。
モルモット
Guinea Pig
✓ 可 100 mg/kg 経口 24時間毎(経験的)。拡張型心筋症の補助療法として。 タウリン欠乏疑い例での経験的補助。心筋障害を悪化させるビタミンC欠乏の併発を必ず是正する。
フェレット
Ferret
✓ 可 250 mg/kg 経口 24時間毎(経験的)。拡張型心筋症の補助療法として。 フェレットでの有効性エビデンスは限定的だが低リスク。標準的心不全治療(ピモベンダン・フロセミド)を継続する。
デグー
Degu
✓ 可 100 mg/kg 経口 24時間毎(経験的)。拡張型心筋症の補助療法として。 (小型げっ歯類データから推定) タウリン欠乏疑い例での経験的補助。心筋障害を悪化させるビタミンC欠乏の併発を必ず是正する。

主な副作用

  • ⚠️ 忍容性は非常に高い。高用量で軽度の消化器症状が出ることがある

禁忌・注意

🚫 重大な禁忌なし。食事関連DCMでは食事の是正を伴わない補充のみでは不十分。

この薬が使われる疾患

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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
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