💊 DMSO(ジメチルスルホキシド)
DMSO (Dimethyl Sulfoxide) / DMSO(ジメチルスルホキシド)
作用機序
ヒドロキシルラジカルスカベンジャー。抗炎症・抗浮腫作用と、膜透過キャリア特性を持つ。馬の中枢神経炎症・エンドトキセミアの補助として希釈静注(エビデンスは混在)、筋骨格系炎症やドキソルビシン血管外漏出に局所塗布で使用。
Hydroxyl-radical scavenger with anti-inflammatory, anti-edema and membrane-penetrant carrier properties. Used IV (diluted) as an adjunct for equine CNS inflammation/endotoxemia (evidence mixed) and topically for musculoskeletal inflammation and doxorubicin extravasation.
動物種別 投与量
| 動物種 | 安全性 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 犬 Dog |
✓ 可 | 局所炎症やドキソルビシン血管外漏出部位に90%液/ゲルを少量 q8h(漏出時はデクスラゾキサン静注と併用)。 | キャリア作用: 皮膚上の物質を透過させる — 清潔で乾いた皮膚に塗布。 |
| 猫 Cat |
✓ 可 | 局所の限定的使用のみ(小範囲)。難治性特発性膀胱炎への10%膀胱内注入が専門医により報告されている。 | 猫は溶媒感受性が高い — 少量使用とモニタリングを徹底。 |
| 馬 Horse |
✓ 可 | 0.5-1 g/kg を等張輸液で10%以下に希釈し静注 q12-24h、最長3日(脳・脊髄浮腫の補助)。局所: 90%ゲルを患部に q8-12h、手袋着用で塗布。 | 10%超の静注は血管内溶血・ヘモグロビン尿を起こす。ニンニク様の呼気臭は正常反応。 |
主な副作用
- ⚠️ 溶血・ヘモグロビン尿(10%超の静注)、ニンニク様呼気臭、局所皮膚刺激・乾燥、急速静注での一過性振戦。
禁忌・注意
🚫 容量補正前の脱水・ショック。妊娠(催奇形性の可能性)。取扱者は手袋必須 — 妊娠中のスタッフは取り扱いを避ける。毒性残留物の上には絶対に塗布しない(キャリア作用)。
薬物相互作用
| 併用薬 | 影響 |
|---|---|
| Topical drugs/chemicals on the same skin | DMSOが全身循環へ透過させる — 清潔な皮膚のみに塗布 |
| Organophosphates / cholinesterase inhibitors | 経皮吸収・毒性を増強 |
この薬が使われる疾患
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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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