東部馬脳炎
概要
アルファウイルス。蚊媒介。致死率80-90%。
主な症状
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病態生理
東部馬脳炎(EEE)はトガウイルス科アルファウイルス属の蚊媒介性脳脊髄炎。自然界では鳥類-蚊(Culiseta melanura)の間で維持され、橋渡しベクター(Aedes、Coquillettidia等)が馬・ヒトに伝播する。ウイルスは中枢神経の神経細胞・グリア細胞で増殖→広範な壊死性脳脊髄炎→脳浮腫→頭蓋内圧亢進。全てのアルファウイルス脳炎の中で最も病原性が高く、馬の致死率は75-90%。日本では発生報告なしだが、家畜伝染病予防法の届出伝染病に指定 (Long MT. Vet Clin North Am Equine Pract 2014;30:523-542)。
予防
馬における東部馬脳炎の予防は原因病態によって異なる。感染性脳炎: 適切なワクチネーション(特に狂犬病・ジステンパー・FIP予防)と媒介動物制御。特発性てんかん: 遺伝性素因品種の繁殖管理。認知機能不全症候群: 知的刺激の提供、適度な運動、抗酸化サプリメント、SAMe等の補完療法。外傷性脳脊髄損傷: 交通事故・落下事故予防、適切な飼育環境。中毒予防: 環境管理。
予後
予後きわめて不良(致死率75-90%)。生存馬にも重度の神経学的後遺症が残る。特異的治療法なし。支持療法(NSAID、マンニトール/DMSO、抗けいれん薬、輸液)が中心。ワクチン(不活化、年1-2回)が流行地域で推奨。蚊の繁殖地管理と防蚊対策が予防の柱 (Long MT. 2014)。
📚 参考文献
Based on articles retrieved from PubMed
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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