低体温症
Hypothermia / 低体温症
概要
体温が適切な範囲を下回り、免疫機能と消化を抑制する状態です。
主な症状
anorexia
lethargy
slow reflexes
weakness
原因
飼育環境温度が種のPOTZ以下で長時間持続。機器故障、停電、通風のある場所、不適切な暖房。病気や衰弱した動物は行動的体温調節ができないため特に影響を受けやすい。
病態生理
POTZ以下では代謝率が進行性に低下。免疫機能が著しく障害され二次感染に罹患しやすくなる。消化が遅延または停止し消化管うっ滞と胃内の食物腐敗の可能性。心拍出量が低下し灌流不良。薬物代謝が障害され治療効果に影響。
治療
12-24時間かけての種のPOTZへの緩徐な復温。温かい輸液療法。完全に温まり活発になるまで給餌しない。二次感染の治療。低体温の原因改善(暖房修理、疾患治療)。吐き戻しのモニタリング。
予防
信頼性の高い暖房器具でPOTZを適切に維持。バックアップ暖房システムの使用。最高/最低温度計での温度モニタリング。病気の動物に補助的暖房を確保。
予後
軽度の低体温で速やかに是正されれば予後良好。二次感染を伴う慢性低体温は予後要注意。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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