住肉胞子虫症
概要
住肉胞子虫属感染による肺・筋肉疾患。
主な症状
原因
インコにおける住肉胞子虫症の原因: 住肉胞子虫属感染による肺・筋肉疾患。
病態生理
住肉胞子虫症はインコにおける寄生虫疾患である。寄生虫は経口摂取、経皮的侵入、またはベクター媒介伝播を通じて感染を確立する。抗原変異、免疫調節、細胞内隔離により宿主の免疫防御を回避しながら、宿主の栄養と資源を利用して増殖する。組織損傷は寄生虫の直接的な摂食、機械的破壊、有毒代謝副産物、宿主の炎症・免疫応答に起因する。重度の寄生虫感染は貧血、栄養失調、臓器機能障害、二次感染を引き起こしうる。
治療
しばしば致死的 — 多くの鳥は急性肺水腫と筋炎で急死または瀕死で発見。セキセイインコは中間宿主;終宿主はオポッサム(Didelphis)または猛禽類で、糞中スポロシストが食物/水を汚染。生前診断時の治療: トリメトプリム-スルファメトキサゾール40 mg/kg PO q12h × 14-21日;相乗的抗原虫効果にピリメタミン0.5-1 mg/kg PO q12h+スルファジアジン30 mg/kg PO q12h。ポナズリル10-20 mg/kg PO q24h × 14日が組織シストに活性を持つ可能性。支持療法: 呼吸困難に酸素補給(肺水腫が主要死因);急性肺炎症にデキサメタゾン2-4 mg/kg IM単回;SC輸液(加温LRS)を維持量の1.5倍。筋炎疼痛にメロキシカム0.5-1 mg/kg PO q12-24h。食欲不振時にクロップチューブ給餌。急性播種性住肉胞子虫症の予後は重篤 — 治療にもかかわらず死亡率>80%。組織シストを伴う慢性低グレード感染は無症候性の場合あり。予防: オポッサム/猛禽類の糞便へのアクセスを防止;食水皿を覆う;屋外飼鳥舎は猛禽類の糞を排除する防捕食者屋根を設置;オポッサム誘引を排除(ゴミの確保、落果の除去)。生肉を給餌しない。
予防
住肉胞子虫症の予防には定期的な予防駆虫、環境衛生と糞便除去、新規動物の隔離・検査、ベクター防除、中間宿主や汚染環境への曝露回避が含まれる。
予後
住肉胞子虫症の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
関連する薬品
※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます
その他の他の疾患(インコ)
VetDictでインコの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。