パラミクソウイルス感染症
Paramyxovirus Infection / パラミクソウイルス感染症
概要
ヘビに重篤な肺炎と神経疾患を引き起こす高度伝染性のウイルス感染症です。
主な症状
nasal discharge
neurological signs
open mouth breathing
respiratory distress
sudden death
原因
蛇パラミクソウイルス(OPMV)。呼吸器分泌物、直接接触、エアロゾル化粒子、潜在的に媒介物を介して拡散。高度伝染性 — コレクション全体を壊滅させうる。クサリヘビ科が最も多く影響されるが全てのヘビ種が感受性あり。
病態生理
ウイルスは呼吸器上皮と中枢神経系を標的とする。肺では合胞体細胞形成を伴う増殖性間質性肺炎を引き起こす。大量の粘液と炎症性浸出液が気道を充満する。中枢神経系の障害は脳炎と神経学的徴候(頭部振戦、スターゲイジング、立ち直り反射消失)を引き起こす。未感作集団では死亡率が100%に近づきうる。
治療
抗ウイルス治療は利用不可能。支持療法:ネブライゼーション、輸液、二次性細菌性肺炎への抗菌薬。温度をPOTZ上限に上昇。ドレナージ促進のため頭位挙上。感染動物の隔離が重要。重症動物の安楽死とアウトブレイク停止のための淘汰を検討。
予防
全ての新規ヘビの血清学/PCR検査付き厳格な検疫(90日以上)。ケージ間の空気感染防止のための良好な換気。検疫用の独立した空気空間。器具の共用禁止。呼吸器疾患の最初の徴候での即時隔離と検査。
予後
不良〜絶望的。死亡率は非常に高い(50-100%)、特にクサリヘビ科で。一部のナミヘビ科やボア科は残存神経学的欠損とともに生存しうる。生存者は保菌者となる可能性がある。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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