肝細胞癌
Hepatocellular Carcinoma / 肝細胞癌
概要
爬虫類の原発性悪性肝腫瘍。
主な症状
腹部膨満
食欲不振
無気力
肝臓腫大
体重減少
原因
爬虫類での病因は十分に解明されていない。慢性肝疾患、アフラトキシン曝露(汚染飼料)、ウイルス性肝炎(アデノウイルス、ヘルペスウイルス)、特発性。フトアゴヒゲトカゲと一部のカメ類でより一般的に報告。
病態生理
肝細胞の悪性増殖により膨張性または浸潤性肝腫瘤を形成。正常な肝構造と機能を破壊する。肝腫大、体腔液貯留、凝固障害を引き起こしうる。肺やその他の臓器への転移の可能性。
治療
腫瘍が1-2葉に限局している場合は肝葉切除術。切除可能性と転移評価のためX線撮影・超音波によるステージング。爬虫類での化学療法エビデンスは極めて限定的。肝保護薬による支持療法(ラクツロース、輸液)。疼痛管理にメロキシカム0.1-0.2 mg/kg IM/PO q24-48h。
予防
アフラトキシン汚染飼料の回避。適切な食事による肝臓の健康維持。定期的な獣医学的検査。
予後
要注意〜不良。完全な外科的切除が最良の機会を提供。大きなまたは転移性腫瘍は予後不良。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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