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爬虫類 (Reptile) 重度

線維肉腫

Fibrosarcoma / 線維肉腫

概要

爬虫類で時折見られる結合組織の悪性腫瘍です。

主な症状

firm mass lethargy swelling weight loss

原因

大部分の症例で病因不明。注射部位や創傷部位の慢性炎症が仮説として挙げられている。一部の種でウイルスとの関連が示唆される。

病態生理

線維芽細胞の悪性増殖により侵潤性軟部組織腫瘤を形成。局所的に攻撃的で切除後の再発率が高い。肺やその他の臓器への転移は可能だが哺乳類より少ない。

治療

広いマージン(2-3 cm)での積極的外科的切除が不可欠。利用可能な場合は放射線療法。化学療法(ドキソルビシン、カルボプラチン)が進行を遅延させうる。四肢腫瘍には断肢が必要な場合あり。

予防

確立された予防法はない。以前の手術部位や注射部位の腫脹をモニタリング。疑わしい腫瘤の早期生検。

予後

要注意。外科的切除後も局所再発率が高い。クリーンマージンでの完全切除が最良の転帰をもたらす。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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