総排泄腔結石
概要
総排泄腔内に形成される結石様凝集物による閉塞。
主な症状
原因
爬虫類における総排泄腔結石の原因: 総排泄腔内に形成される結石様凝集物による閉塞。
病態生理
総排泄腔結石は爬虫類における消化器疾患である。粘膜の完全性、運動性、分泌機能、またはマイクロバイオームバランスの障害を伴う。炎症により上皮バリアが損傷し、吸収不良、体液喪失、細菌トランスロケーションの可能性がある。運動障害(低運動性/うっ滞または亢進)により通過時間と消化効率が変化する。後腸発酵動物では盲腸/結腸フローラの破壊が致死的ディスバイオーシスと腸管毒素症を引き起こしうる。
治療
【保存療法】温浴(30-32°C、20-30分 BID)で水和促進・小結石の自然排出を促す。【鎮静下手技】ミダゾラム1-2 mg/kg IM+ブトルファノール0.5-1 mg/kg IMで鎮静し、潤滑剤を用いて結石を用手的に除去。【外科】大型・嵌頓結石にはアルファキサロン10-15 mg/kg IVまたはイソフルラン導入下で総排泄腔切開術。温生理食塩水で総排泄腔を洗浄。【術後管理】セフタジジム20 mg/kg IM q72h×3-5回(感染予防)、メロキシカム0.2 mg/kg PO/IM q24-48h(鎮痛)。【環境改善】POTZ(至適温度帯)の是正 — 低温環境では尿酸代謝が低下し結石形成を促進。ミスティング・水浴・飲水皿で水分摂取量を増加。高蛋白・高プリン体飼料を制限。2-4週後にレントゲンで経過確認。飼育環境を是正しなければ再発率が高い。
予防
総排泄腔結石の予防: 定期健診。適切な栄養。ストレス軽減。早期受診。
予後
総排泄腔結石の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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