腸閉塞(Reptile)
概要
爬虫類における外傷性の消化器系疾患。腸閉塞は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
爬虫類における外傷性の消化器系疾患。腸閉塞は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
爬虫類における外傷性の消化器系疾患。腸閉塞は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
爬虫類の腸閉塞。POTZ(preferred optimum temperature zone)内で管理が前提。温浴(種の適温上限 × 20-30分)で腸管運動促進を試みる。パラフィンオイル/鉱物油(0.5-1 mL/kg 経口、プローブ投与)。輸液:LRS/生理食塩水 10-25 mL/kg SC/ICe q24h(脱水補正)。重度/完全閉塞:外科的体腔切開術(coeliotomy)+腸切開(enterotomy)— 爬虫類はイソフルラン/セボフルラン吸入麻酔(導入はチャンバー or マスク)。術前ブトルファノール(0.4-1 mg/kg IM)。メロキシカム(0.2-0.5 mg/kg SC/IM q24-48h)。原因:基質(砂、砂利、ヤシガラ)誤食、大きすぎる餌、低温による消化管運動低下。X線/超音波で閉塞確認。爬虫類は腎門脈系があるため後肢からの薬物投与は肝初回通過を回避する利点あり。Ref: Mader 2006 (Reptile Medicine & Surgery), Divers & Stahl 2019.
予防
安全な飼育環境の整備が最も基本的な予防策である。屋外アクセスの管理(リード使用・フェンス設置)、交通事故防止のための放し飼い制限、高所からの落下防止、他の動物との不適切な接触回避が含まれる。適切な運動管理により過度の負荷による損傷を予防する。環境エンリッチメントによるストレス関連行動(自傷・逃走)の軽減も重要な予防因子である。
予後
予後は損傷の重症度、罹患部位、合併症の有無、治療開始の迅速さに依存する。軽度の軟部組織損傷は適切な処置により完全治癒が期待できる。重度の多発外傷や臓器損傷では初期の集中治療が生存を左右する。骨折の多くは適切な整復と固定により機能的回復が得られるが、神経損傷を伴う場合や開放骨折では予後が慎重となる。リハビリテーションが機能回復に重要である。
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