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うさぎ (Rabbit) 皮膚 中等度

デルマトフィルス症

Dermatophilosis / デルマトフィルス症

概要

デルマトフィルス・コンゴレンシスによる細菌性皮膚感染で、湿った環境で痂皮性の滲出性皮膚炎を引き起こします。

主な症状

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臨床徴候

ウサギにおける皮膚糸状菌症の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。 皮膚病変(円形脱毛・落屑・痂皮)、慢性鼻汁、または深在性真菌症では咳・体重減少・神経症状が見られる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

ウサギにおけるデルマトフィルス症の原因: デルマトフィルス・コンゴレンシスによる細菌性皮膚感染で、湿った環境で痂皮性の滲出性皮膚炎を引き起こします。

病態生理

ウサギの皮膚糸状菌症は臨床的に重要な疾患で、皮膚常在菌(主にStaphylococcus pseudintermedius/aureus)の異常増殖が直接的原因である。病態の進行は原因と宿主の免疫状態に依存する。早期発見・早期治療が予後改善の鍵。

診断

皮膚の痂皮形成・膿痂疹・「ペイントブラシ」様毛束凝集からDermatophilus congolensis感染を疑う。痂皮のギムザ染色・グラム染色で特徴的な「鉄道線路」様の横走菌糸と胞子列を確認。培養で確認するがCO2環境と特殊培地が必要。皮膚生検で表層性膿皮症と菌体を確認。CBC/生化学で基礎疾患を除外。高湿度環境・皮膚の常時湿潤が素因。ウサギでは皮膚糸状菌症(Trichophyton)や細菌性膿皮症との鑑別が重要。人獣共通感染症として注意。

治療

ウサギにおけるデルマトフィルス症(デルマトフィルス・コンゴレンシス)の治療 — 注: デルマトフィルス症(dermatophilosis)は白癬(dermatophytosis)とは異なり細菌感染症。【局所治療(軽度・限局性)】: 温生理食塩水/クロルヘキシジン0.05%で軟化後、愛護的に痂皮除去。クロルヘキシジン2%洗浄q48h。ムピロシン2%軟膏q12h。【全身抗菌薬(中等度〜重度)】: プロカインペニシリンG 42,000-84,000 IU/kg SC q48h × 14-21日(第一選択 — D. congolensisは高感受性、注射用ペニシリンはウサギに安全)。代替: エンロフロキサシン5-10 mg/kg PO q12h。TMS 30 mg/kg PO q12h。経口ペニシリンは絶対禁忌。【環境管理(解消・予防に重要)】: 環境を乾燥に保つ — 湿気が主要素因。D. congolensis遊走子は湿潤条件で放出。濡れた寝具は毎日交換。良好な換気・低湿度。外部寄生虫同時治療(掻破による皮膚外傷がD. congolensis侵入を促進)。【疼痛/抗炎症】: メロキシカム0.3-0.5 mg/kg PO q24h × 7-10日。【モニタリング】: 抗菌薬1-2週で臨床改善期待。3-4週で培養再検。【人獣共通感染症】: ヒトに感染可能(膿疱性皮膚炎)— 手袋使用を指導。参考文献: Harcourt-Brown (2002); Varga (2014).

予防

デルマトフィルス症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

デルマトフィルス症の予後: 多くの皮膚疾患は適切な治療で予後良好。感染性疾患は抗菌薬/抗真菌薬で治癒可能。アレルギー性は長期管理が必要。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 ペニシリンG 💊 メロキシカム 💊 ムピロシン 💊 クロルヘキシジン

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