肝寄生虫疾患(トカゲ)
概要
トカゲにおける寄生虫性の肝臓/胆道疾患。肝寄生虫疾患は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
トカゲにおける寄生虫性の肝臓/胆道疾患。肝寄生虫疾患は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
トカゲにおける寄生虫性の肝臓/胆道疾患。肝寄生虫疾患は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
トカゲ肝寄生虫疾患: ① 検査: CBC・生化学(ALT/AST/ALP/GGT/T-Bil/Alb)、胆汁酸負荷試験、凝固系(PT/aPTT)、超音波、肝生検(細胞診/組織学/培養)。② 寄生虫種特定(糞便検査、PCR、生検)後の駆虫: 肝吸虫(Fasciola, Opisthorchis)→トリクラベンダゾール 10 mg/kg PO single または プラジカンテル 40 mg/kg PO q12h × 3日、線虫(Capillaria hepatica)→フェンベンダゾール 50 mg/kg PO q24h × 5日、原虫→種特異的(Leishmania→アンホテリシンB、Toxoplasma→クリンダマイシン)。③ 肝庇護: UDCA 10-15 mg/kg PO q24h、SAMe 20 mg/kg PO q24h、シリマリン。④ 環境管理: 中間宿主(巻貝、節足動物)の駆除、生餌・汚染水の回避。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
トカゲにおける肝寄生虫疾患の予防は定期的駆虫・媒介動物制御・環境衛生の3本柱。消化管寄生虫: 子犬子猫は2-4週齢から繰返し駆虫、成獣は便検査結果に基づく定期投与。心血管寄生虫(フィラリア): 流行地での年間予防投与(イベルメクチン・ミルベマイシン等)。外部寄生虫: 月1回の外部寄生虫予防薬投与、環境清掃。散歩後のダニチェック、媒介動物(ダニ・蚊・ノミ)の生息環境改善も重要。
予後
トカゲにおける肝寄生虫疾患の予後は寄生虫種・寄生数・宿主免疫状態・治療反応性により異なる。早期発見と適切な駆虫薬投与により多くの寄生虫症は良好な予後だが、重度感染・心血管寄生虫・血液寄生虫では治療反応が遅延する。再感染予防のための環境管理・媒介動物制御の継続が長期予後を左右する。免疫不全状態では治療抵抗性となるため、基礎疾患管理も並行する。
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