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猫 (Cat) 皮膚 軽度

猫皮膚糸状菌症

Feline Dermatophilosis / 猫皮膚糸状菌症

概要

Dermatophilus congolensisによる細菌性皮膚感染で、痂皮性病変を形成します。

主な症状

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臨床徴候

猫皮膚糸状菌症の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。 皮膚病変(円形脱毛・落屑・痂皮)、慢性鼻汁、または深在性真菌症では咳・体重減少・神経症状が見られる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

猫における猫皮膚糸状菌症の原因: Dermatophilus congolensisによる細菌性皮膚感染で、痂皮性病変を形成します。

病態生理

猫皮膚糸状菌症は Dermatophilus congolensis(放線菌類の細菌)による滲出性皮膚炎である。持続的な湿潤や皮膚バリアの破綻を契機に、運動性の遊走子が表皮に侵入して菌糸状に増殖する。好中球浸潤を伴う表皮の炎症と滲出が生じ、特徴的な痂皮(かさぶた)形成と毛束の固着(paintbrush lesion)を呈する。

診断

痂皮性〜膿疱性皮膚病変を認める。湿潤環境・免疫抑制が素因。痂皮の剥離面の印象塗抹でDermatophilus congolensisの特徴的な「レールロード」様配列の球菌を確認(グラム染色陽性)。細菌培養で確定(CO2環境下でβ溶血コロニー)。皮膚生検で表皮の膿疱形成と痂皮内の特徴的な菌体配列を認める。皮膚糸状菌症、天疱瘡、細菌性膿皮症との鑑別が必要。FIV/FeLV検査で免疫状態を評価。

治療

cat皮膚糸状菌症(Microsporum canis主体): ① 全身性治療**必須**:イトラコナゾール 5 mg/kg PO q24h(猫はパルス療法 1週オン1週オフ可)またはテルビナフィン 30-40 mg/kg PO q24h × 4-6週以上、PCR陰性化まで継続。② 局所:エニルコナゾール(Imaverol)1:50浸漬 q3-4日 または ミコナゾール+クロルヘキシジンシャンプー q3-4日。③ 環境:徹底的清掃と次亜塩素酸1:10 適用、毛除去(HEPAクリーナー)。④ モニタリング:2週毎にPCR/培養、2回連続陰性で治癒判定。⚠人獣共通:免疫不全家族に注意。

予防

猫皮膚糸状菌症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

猫皮膚糸状菌症の予後: 多くの皮膚疾患は適切な治療で予後良好。感染性疾患は抗菌薬/抗真菌薬で治癒可能。アレルギー性は長期管理が必要。

関連する薬品

💊 イトラコナゾール 💊 テルビナフィン 💊 ミコナゾール 💊 クロルヘキシジン

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