← トップへ戻る
両生類 (Amphibian) 感染症 中等度

両生類ラブジアス肺線虫症

Amphibian Rhabdias Pulmonary Nematodiasis / 両生類ラブジアス肺線虫症

概要

Rhabdias肺線虫による肺感染症。野生捕獲・飼育下両生類で一般的。高度寄生は重大な呼吸障害を引き起こす。

主な症状

食欲不振 呼吸困難 過剰な粘液分泌 無気力 開口呼吸 呼吸窮迫 体重減少

原因

直接生活環を持つRhabdias属肺線虫による感染。土壌/床材中の自由生活期幼虫が皮膚を貫通または経口摂取され、肺に移行。土壌床材上の飼育両生類は最もリスクが高い。自己感染により高い寄生虫量が維持されうる。

病態生理

成虫が肺に寄生し、粘液性滲出液・好酸球性炎症・ガス交換障害を伴う寄生虫性肺炎を引き起こす。高度感染では気管支を閉塞。幼虫移行は皮膚と内臓に組織損傷を引き起こす。

治療

レバミゾール浴(100-300 mg/L 1時間、週1回 3回繰り返し)またはイベルメクチン(0.2 mg/kg SC/経皮、14日後再投与)。フェンベンダゾール(50-100 mg/kg PO 1日1回 3-5日間)。再感染防止のため床材を交換。

予防

全新規個体の検疫と糞便検査。検疫にはスポンジ・ペーパータオル・水苔等の非土壌床材を使用。コレクションの定期的糞便スクリーニング。野生捕獲個体には予防的駆虫。

予後

駆虫薬治療で予後良好。床材と飼育管理が改善されなければ再感染が一般的。

関連する薬品

💊 イベルメクチン 💊 フェンベンダゾール

※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます

感染症の他の疾患(両生類)

両生類の全疾患を見る →

VetDictで両生類の鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

アマガエル細菌性肺炎 (共通6症状) ラブディアス肺虫症 (共通4症状) オオサンショウウオ皮膚潰瘍病 (共通4症状) ゴライアスガエルストレス症候群 (共通4症状) 心筋症(Amphibian) (共通4症状) 心嚢液貯留(Amphibian) (共通4症状) マイコバクテリウム症 (共通3症状) クラミジア症 (共通3症状)
📋 両生類の疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。