クリプトスポリジウム症(両生類)
概要
両生類における寄生虫性の消化器系疾患。クリプトスポリジウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
両生類における寄生虫性の消化器系疾患。クリプトスポリジウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
両生類における寄生虫性の消化器系疾患。クリプトスポリジウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
両生類クリプトスポリジウム症(C. fragile, C. serpentis亜種等): 確立された治療なし。パロモマイシン 30-100 mg/kg PO q24hを試験的に使用。新興病原体として個体群モニタリング重要。バイオセキュリティ徹底。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
新規個体の検疫と糞便検査(抗酸菌染色、蛍光抗体法、PCR法でオーシスト検出)。感染個体の厳格な隔離(オーシストの環境汚染力が高い)。飼育器具の消毒:オーシストは塩素耐性→加熱消毒(65°C以上、30分)または10%ホルマリン、5%アンモニアが有効。飼育水の汚染防止(糞便の速やかな除去、ろ過)。【人獣共通感染症対策】糞便取り扱い時の手袋着用、手洗い徹底。免疫不全者は感染両生類の飼育・管理を避ける (Graczyk TK et al. Trends Parasitol 2008;24:184-189)。
予後
予後不良〜注意。確立された有効な治療法がない。試行的にアジスロマイシン(10 mg/kg PO q24h×10日)やパロモマイシンが報告されているが、効果は限定的で完全なオーシスト排除は困難。免疫機能が正常な個体では自己限定的に改善する場合があるが、無症候キャリアとなりうる。慢性感染では進行性消耗から衰弱死に至ることがある。人獣共通感染症リスクを考慮した飼育管理が必要。環境中のオーシスト除去が困難なため、感染確認後の飼育環境リセットが推奨される (Nichols DK et al. J Zoo Wildl Med 2001;32:153-175)。
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