クリプトスポリジウム症(Amphibian)
概要
両生類における寄生虫性の消化器系疾患。クリプトスポリジウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
両生類における寄生虫性の消化器系疾患。クリプトスポリジウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
両生類における寄生虫性の消化器系疾患。クリプトスポリジウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【クリプトスポリジウム症】 ■ 病態: Cryptosporidium属(C. parvum, C. muris等)による原虫感染。消化管上皮に寄生。水様性下痢。★人獣共通感染症。免疫不全個体で重症化。 ■ 症状: 水様性下痢(時に慢性)、体重減少、脱水、食欲低下。若齢・免疫低下個体で重症。 ■ 診断: 糞便の抗酸菌染色(ショ糖浮遊法→改良チール・ニールセン)。糞便PCR。糞便抗原ELISA。 ■ 治療: 確実な特効薬なし。パロモマイシン 100-150 mg/kg PO BID × 7-14日(排虫減少効果)。ニタゾキサニド 25 mg/kg PO BID × 7日(一部の種で有効)。アジスロマイシン 10 mg/kg PO SID × 7日(補助的)。 ■ 支持療法: 輸液(脱水補正)。電解質補正。栄養管理。保温。 ■ ★感染管理: 糞便の衛生的処理。ケージ・環境の消毒(10%アンモニア溶液 or 蒸気消毒—次亜塩素酸は無効)。手袋着用。免疫不全者への暴露回避。 ■ 爬虫類特記: C. serpentis(ヘビ)は慢性萎縮性胃炎を起こし予後不良。治療反応不良。 ■ 予後: 免疫正常なら自然治癒あり。免疫低下・爬虫類は慎重〜不良。
予防
毒性物質へのアクセス防止が最も重要な予防策である。有毒植物の除去、農薬・殺鼠剤・清掃用品の安全な保管、人間用医薬品の動物への不適切な使用防止、種特異的な食品毒性の理解(犬のチョコレート・ブドウ、猫のユリ等)が必要である。飼い主教育により誤食事故の大部分は予防可能である。環境中の化学物質への慢性的曝露にも注意が必要である。
予後
予後は毒性物質の種類、摂取量、曝露から治療開始までの時間、臓器障害の程度に大きく依存する。早期の除染処置(催吐・胃洗浄・活性炭投与)と積極的な支持療法により多くの急性中毒は良好な転帰を示す。肝壊死や腎不全を呈する重症例では予後不良となりうる。慢性中毒では臓器損傷が不可逆的な場合があり、長期的な機能モニタリングが必要である。
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