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💊 ミネラルオイル(流動パラフィン)

Mineral Oil (Liquid Paraffin) / ミネラルオイル(流動パラフィン)

作用機序

非吸収性の腸管潤滑性下剤。内容物と粘膜をコーティングし、宿便の軟化・通過を促す。馬の大結腸便秘に経鼻胃チューブで投与するのが主用途。小動物ではラクツロース/PEGが主流。

Non-absorbable intestinal lubricant laxative. Coats ingesta and mucosa to soften and ease passage of impacted material. Mainstay for equine large-colon impaction via nasogastric tube; largely superseded by lactulose/PEG in small animals.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考

Dog
✓ 可 5-30 mL/頭 をフードに混ぜて q12-24h 短期使用(便秘)。直接シリンジで経口投与しない(無味で誤嚥リスクが高い)。 継続管理にはラクツロースやPEG 3350が望ましい。

Cat
✓ 可 2-10 mL/頭 をフードに混ぜて q12-24h 短期使用。直接シリンジ投与は絶対にしない。 無味のオイルの誤嚥は気付かれにくい — 必ずフード混和で。

Horse
✓ 可 2-4 L/500 kg(約5-10 mL/kg)を水とともに経鼻胃チューブで単回投与。大結腸便秘では q12-24h で反復可。投与前にチューブの胃内留置を必ず確認。 誤嚥は致死的な脂質性肺炎を起こす。胃逆流や小腸閉塞疑いでは投与しない。12-24時間後の肛門からのオイル排出で通過を確認。
うさぎ
Rabbit
✓ 可 毛球症に対し歴史的に1-2 mL/kg 経口。現在は輸液・繊維・消化管運動促進薬が優先される。 基礎にある消化管うっ滞を治療するものではない — あくまで補助。

主な副作用

  • ⚠️ 誤嚥による脂質性肺炎、慢性使用での脂溶性ビタミン(A/D/E/K)吸収阻害、肛門からの漏出。

禁忌・注意

🚫 消化管閉塞・穿孔の疑い、胃逆流(馬)、嚥下障害・巨大食道症(誤嚥リスク)。慢性使用は避ける。

薬物相互作用

併用薬影響
vitamin_k1慢性使用で脂溶性ビタミン(K)の吸収を低下させる
docusateドキュセートがミネラルオイルの吸収を促進する — 併用しない

この薬が使われる疾患

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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
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