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馬 (Horse) その他 緊急

ニセアカシア中毒

概要

ニセアカシアの樹皮・葉の摂取。消化器・心臓症状。

主な症状

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病態生理

馬におけるニセアカシア中毒は、ニセアカシア(ハリエンジュ、black locust)中毒である。樹皮・葉・種子に含まれる毒性レクチン(ロビン)と配糖体(ロビチン)が消化管粘膜を傷害し、嘔吐・疝痛・下痢/血便を引き起こすとともに、吸収後は脱力・運動失調・頻脈/不整脈・散瞳・沈鬱などの全身症状を生じる。特に樹皮・新芽・種子の毒性が高い。

予防

馬におけるニセアカシア中毒の予防は毒性物質へのアクセス防止が最重要。有毒植物(種特異的)・農薬・殺鼠剤・洗剤の安全な保管(施錠可能な棚)、人用医薬品の動物への不適切な使用防止、種特異的食品毒性(犬のチョコレート・ブドウ・キシリトール、猫のユリ・玉ねぎ)の飼い主教育。環境中の化学物質への慢性的曝露低減。中毒事故の大部分は適切な飼育者教育により予防可能。

予後

馬におけるニセアカシア中毒の予後は毒性物質の種類・摂取量・曝露から治療開始までの時間・臓器障害の程度に大きく依存。早期の除染処置(催吐・胃洗浄・活性炭投与)と積極的支持療法で多くの急性中毒は良好な転帰。肝壊死・腎不全を呈する重症例では予後不良となりうる。慢性中毒では臓器損傷が不可逆的な場合があり、長期的機能モニタリングが必要。特異的解毒薬がある場合の早期投与が予後を大きく改善(N-アセチルシステイン・ビタミンK1・キレート剤等)。

📚 参考文献

Based on articles retrieved from PubMed

  1. Luis Fuentes V, Abbott J, Chetboul V, et al. (2020). ACVIM consensus statement guidelines for the classification, diagnosis, and management of cardiomyopathies in cats. J Vet Intern Med. [DOI] [PubMed]

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