腎細胞癌
Renal Cell Carcinoma / 腎細胞癌
概要
腎腫大と後肢浮腫を引き起こす悪性腎腫瘍。
主な症状
食欲不振
便秘
後肢腫脹
無気力
体重減少
原因
病因不明。様々な爬虫類種で散発的に発生。慢性腎疾患や環境発癌物質との関連の可能性。明確な素因は特定されていない。
病態生理
腎尿細管上皮細胞の悪性増殖。腫瘍が正常腎実質を置換し進行性腎機能障害を引き起こす。初期は片側性の場合がある。進行した疾患では肺、肝臓、その他の臓器への転移が起こる。
治療
対側腎が機能的であれば片側腎摘出術。転移評価のためX線撮影・超音波でステージング。爬虫類での化学療法プロトコルは十分に確立されていない。腎機能のための支持療法(輸液、低蛋白食調整)。疼痛管理にメロキシカム0.1-0.2 mg/kg IM/PO q24-48h。進行例には緩和的治療。
予防
既知の予防法はない。定期的な健康検査で腎腫大の早期発見の可能性。
予後
要注意。完全切除を伴う片側性腫瘍は合理的な転帰の可能性。両側性または転移性疾患は致死的。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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