← トップへ戻る
デグー (Degu) 感染症 中等度

尾切断部感染

Tail Amputation Stump Infection / 尾切断部感染

概要

皮膚剥離損傷または外科的切断後の尾断端の感染で、抗生物質療法が必要です。

主な症状

分泌物・排膿 発熱 無気力・元気消失 尾の断端の腫脹

原因

デグーにおける尾切断部感染の原因: 皮膚剥離損傷または外科的切断後の尾断端の感染で、抗生物質療法が必要です。

病態生理

尾切断部感染はデグーにおける外傷性・機械的疾患である。罹患組織の構造的耐性を超える外部機械的力により組織損傷が生じる。損傷は出血、浮腫、疼痛を伴う急性炎症カスケードを惹起する。重症度に応じて、血管供給の途絶による虚血、環境微生物による汚染、進行性の組織壊死が生じうる。治癒過程は止血、炎症、増殖、リモデリングの各段階を経る。

治療

デグーにおける尾切断部感染の治療は安定化、疼痛管理、創傷ケアを優先する。生命を脅かす損傷を最初に評価・対処する(気道、呼吸、循環)。種に適した鎮痛薬(NSAIDs、オピオイド、局所麻酔薬)による鎮痛が不可欠である。創傷を洗浄・デブリードマンし、一次閉鎖、二次治癒、再建手術を適宜行う。汚染創には広域抗菌薬を使用する。骨折には副子固定または外科的固定を行う。遅発性合併症をモニタリングする。

予防

尾切断部感染の予防には安全で種に適した飼育環境の整備、鋭利物・危険物の除去、適切な取り扱い技術、他の動物との接触時の監視、温度管理、落下防止策が含まれる。

予後

尾切断部感染の予後: 適切な抗菌薬療法で多くが治癒可能。慢性・深在性感染は長期治療が必要。敗血症は予後要注意。

感染症の他の疾患(デグー)

デグーの全疾患を見る →

VetDictでデグーの鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

咬傷・膿瘍 (共通3症状) 誤嚥性肺炎 (共通2症状) 敗血症 (共通2症状) 細菌性肺炎(急性) (共通2症状) ボルデテラ肺炎 (共通2症状) サルモネラ症 (共通2症状) 腎盂腎炎 (共通2症状) 子宮内膜炎 (共通2症状)
📋 デグーの疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。