パラミクソウイルス(リクガメ)
概要
リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。パラミクソウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。パラミクソウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。パラミクソウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
リクガメのパラミクソウイルス感染症(Paramyxovirus, PMV)。ヘビ・トカゲに多いが、カメでの報告も散見。肺炎が主徴。■臨床症状: 呼吸器: 開口呼吸、鼻汁(漿液性→膿性)、肺炎。 頭部を上に向ける姿勢(スターゲイジング — 呼吸困難サイン)。 全身: 食欲不振、嗜眠。 神経症状(一部の株): 運動失調、振戦。■診断: 気管洗浄液/口腔スワブPCR。血清HI抗体。 X線: 肺野の陰影増加。■治療(支持療法): 保温: POTZ上限。 ネブライゼーション: 生理食塩水 or F10希釈液 q12h 15-20分。 輸液: SC 10-25 mL/kg/day。 強制給餌。 二次感染: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h。 呼吸器重症: 酸素投与。■感染管理: 厳格な隔離。環境消毒。■予後: リクガメではヘビほど致死的でないことが多いが、肺炎の重症度による。参考文献: Jacobson ER (2007); Marschang RE (2011); Divers & Stahl (2019).
予防
リクガメにおけるパラミクソウイルスの予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
リクガメにおけるパラミクソウイルスの予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
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