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リクガメ (Tortoise) 感染症 重度

リクガメヘルペスウイルス(リクガメ)

Tortoise Herpesvirus / リクガメヘルペスウイルス(リクガメ)

概要

リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。リクガメヘルペスウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

主な症状

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原因

リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。リクガメヘルペスウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

病態生理

リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。リクガメヘルペスウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

治療

リクガメヘルペスウイルス感染症(Testudinid herpesvirus, TeHV)。地中海リクガメ(ギリシャリクガメ、ヘルマンリクガメ)に特に致死的。■臨床症状: 口腔: 壊死性口内炎(ジフテリア様偽膜)、口腔粘膜潰瘍。 上部気道: 鼻汁(漿液性→膿性)、結膜炎。 全身: 食欲廃絶、嗜眠、肝壊死。 ★潜伏感染 → ストレス(冬眠後、輸送等)で再活性化★。■診断: 口腔スワブPCR。血清中和抗体。 組織病理: 好酸性核内封入体(Cowdry type A)。■治療(支持療法 — 抗ウイルス薬のエビデンスは限定的): 保温: POTZ上限(28-32℃)で免疫機能最適化。 輸液: 生理食塩水/乳酸リンゲル 10-25 mL/kg/day SC。温浴q24h。 口腔潰瘍: 0.05%クロルヘキシジン洗浄。壊死組織の慎重なデブリードマン。 強制給餌: 経口シリンジ or 食道チューブ(Critical Care Formula)。 二次感染: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h。 アシクロビル 80 mg/kg PO q24h(in vitro有効性の報告あり — in vivoエビデンス限定的)。■感染管理: 厳格な隔離。回復個体は終生キャリア → 陰性個体との混飼禁止。 新規導入: PCRスクリーニング + 90日検疫。 異種リクガメの混飼回避(感受性が種により異なる)。■予後: 地中海リクガメでは致死率高い。アフリカ拍車リクガメ等では軽症で回復例あり。参考文献: Marschang RE (2011) Viruses; McArthur et al. (2004); Origgi FC et al. (2004) J Clin Microbiol.

予防

リクガメヘルペスウイルス(リクガメ)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。

予後

軽度は支持療法(温浴、強制給餌、局所消毒)で回復可能だが潜伏感染は排除不能。重度(広範口腔壊死、肝炎併発)は予後不良。アシクロビル(80 mg/kg PO q24h)の使用報告はあるが有効性は確立されていない。異種リクガメの混合飼育回避(ギリシャ×ヘルマンなど)が予防に最重要 (Marschang RE et al. Vet Microbiol 2009;140:348-352)。

関連する薬品

💊 クロルヘキシジン 💊 セフタジジム 💊 アシクロビル

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