肝ウイルス感染症(リクガメ)
概要
リクガメにおけるウイルス性の肝臓/胆道疾患。肝ウイルス感染症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
リクガメにおけるウイルス性の肝臓/胆道疾患。肝ウイルス感染症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
リクガメにおけるウイルス性の肝臓/胆道疾患。肝ウイルス感染症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
リクガメの肝炎ウイルス感染症。アデノウイルス、ヘルペスウイルス、ラナウイルス等が原因。■臨床症状: 食欲廃絶、嗜眠、黄疸。肝腫大。凝固障害(点状出血)。■診断: 血液検査(AST/ALT上昇、ビリルビン上昇)。超音波: 肝実質不均一。PCR。肝生検。■治療(支持療法): 保温POTZ内。輸液SC 10-25 mL/kg/day。温浴q24h。 肝保護: シリマリン 50-100 mg/kg PO q24h。SAMe 20 mg/kg PO q24h。 ウルソデオキシコール酸 10-15 mg/kg PO q24h(胆汁うっ滞時)。 ビタミンK1 0.5-2.5 mg/kg IM(凝固障害時)。ビタミンB群。 強制給餌: チューブ給餌。 二次感染: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h(肝代謝薬は回避/減量)。■予後: 急性壊死性肝炎→不良。慢性肝炎→支持療法で管理可能な場合あり。参考文献: Divers & Stahl (2019); McArthur et al. (2004).
予防
リクガメにおける肝ウイルス感染症の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
リクガメにおける肝ウイルス感染症の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
関連する薬品
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