イリドウイルス(ラナウイルス)(リクガメ)
概要
リクガメにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。イリドウイルス(ラナウイルス)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
リクガメにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。イリドウイルス(ラナウイルス)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
リクガメにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。イリドウイルス(ラナウイルス)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
リクガメのイリドウイルス/ラナウイルス感染症(Iridoviridae科 Ranavirus属)。多種のカメ・爬虫類・両生類に感染する汎宿主性ウイルス。■臨床症状: 食欲廃絶、嗜眠。皮下出血、点状出血。 口腔潰瘍、鼻汁。頸部・四肢浮腫。 急性死(劇症型 — 特に幼体)。■診断: PCR(口腔/総排泄腔スワブ、肝・脾)。組織病理: 細胞質内封入体。■治療(支持療法): 保温: POTZ上限。 輸液: SC/ICe 10-25 mL/kg/day。 肝保護: シリマリン 50-100 mg/kg PO q24h。 口腔潰瘍: クロルヘキシジン0.05%洗浄。 強制給餌。 二次感染: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h。■感染管理: ★法定伝染病の対象となる地域あり★。 厳格な隔離。環境消毒: 1%次亜塩素酸Na。 回復個体はキャリアの可能性 → 陰性コレクションへの復帰は慎重に。■予後: 致死率が高い(特に幼体)。支持療法で回復する個体も存在。参考文献: Gray et al. (2009); Marschang RE (2011); Divers & Stahl (2019).
予防
リクガメにおけるイリドウイルス(ラナウイルス)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
リクガメにおけるイリドウイルス(ラナウイルス)の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
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