リクガメラナウイルス(Tortoise)
概要
リクガメにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。リクガメラナウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
リクガメにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。リクガメラナウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
リクガメにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。リクガメラナウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
リクガメのラナウイルス感染症(Ranavirus, Iridoviridae科)。致死率30-100%。多種の爬虫類・両生類に感染。■臨床症状: 食欲廃絶、嗜眠、皮下出血・点状出血。 口腔潰瘍、鼻汁、結膜浮腫。 肝壊死(劇症型)。四肢浮腫。■診断: PCR(口腔/総排泄腔スワブ、肝臓)。 組織病理: 好塩基性細胞質内封入体、多臓器壊死。■治療(支持療法のみ — 特異的抗ウイルス薬なし): 保温: POTZ上限に維持。 輸液: 生理食塩水 10-25 mL/kg/day SC。温浴q24-48h。 強制給餌: シリンジ/チューブ給餌。 肝保護: シリマリン 50-100 mg/kg PO q24h。 口腔潰瘍: クロルヘキシジン0.05%洗浄。 二次感染: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h。■感染管理: 厳格な隔離。★法定伝染病の対象となる地域あり★。 環境消毒: 1%次亜塩素酸ナトリウム(10分接触)or 乾燥熱。 新規導入: 90日検疫 + PCR。 ★回復個体はキャリアとなりうる → 陰性コレクションへの復帰は推奨されない★。■予後: 不良。劇症型は致死的。軽症型は支持療法で回復の報告あり。参考文献: Gray MJ et al. (2009); Marschang RE (2011); Divers & Stahl (2019).
予防
適切なワクチネーションプログラムの実施、衛生的な飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間の設定が基本的予防策である。過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力の維持、ストレス軽減も重要である。感染動物との接触を避け、汚染された器具や環境の消毒を徹底する。定期的な健康診断による早期発見と早期治療が蔓延防止に不可欠である。
予後
予後は病原体の種類、感染の重症度、宿主の免疫状態、治療開始の時期に大きく依存する。早期に適切な抗微生物療法が開始されれば多くの感染症で良好な転帰が期待できる。免疫抑制状態の動物や重度の敗血症を呈する症例では予後不良となりうる。慢性感染では完治が困難な場合があり、長期的な管理と再発防止策が必要となる。
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