ニドウイルス感染(Tortoise)
概要
リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。ニドウイルス感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。ニドウイルス感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
リクガメにおけるウイルス性の呼吸器系疾患。ニドウイルス感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
リクガメのニドウイルス感染症(Nidovirus, Torovirinae)。上部気道感染の原因。ヘビのニドウイルスとは異なる系統。■臨床症状: 鼻汁(漿液性→粘液性)、くしゃみ、結膜炎。 口腔粘膜の発赤。 食欲低下、嗜眠。 ★鼻汁を介して同居個体に容易に伝播★。■診断: 鼻腔/口腔スワブPCR。細胞診で封入体。■治療(支持療法): 保温: POTZ内。 ネブライゼーション: 生理食塩水 q12h 15-20分(鼻腔分泌物の軟化・排出促進)。 鼻腔洗浄: 生理食塩水で慎重に洗浄。 輸液: SC 10-25 mL/kg/day。温浴q24h。 強制給餌: 食欲低下時。 二次感染: エンロフロキサシン 5 mg/kg IM q24h。■感染管理: 隔離。鼻汁からの飛沫/接触感染に注意。■予後: ヘビのニドウイルスほど致死的ではないが、慢性化しやすい。参考文献: Marschang RE (2019); Divers & Stahl (2019).
予防
適切なワクチネーションプログラムの実施、衛生的な飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間の設定が基本的予防策である。過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力の維持、ストレス軽減も重要である。感染動物との接触を避け、汚染された器具や環境の消毒を徹底する。定期的な健康診断による早期発見と早期治療が蔓延防止に不可欠である。
予後
予後は病原体の種類、感染の重症度、宿主の免疫状態、治療開始の時期に大きく依存する。早期に適切な抗微生物療法が開始されれば多くの感染症で良好な転帰が期待できる。免疫抑制状態の動物や重度の敗血症を呈する症例では予後不良となりうる。慢性感染では完治が困難な場合があり、長期的な管理と再発防止策が必要となる。
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