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爬虫類 (Reptile) 軽度

ツツガムシ寄生症

Chigger Mite Infestation (Trombiculidae) / ツツガムシ寄生症

概要

ツツガムシによる皮膚炎で、野生捕獲爬虫類に多い。

主な症状

dysecdysis orange red clusters pruritus skin lesions

原因

ツツガムシ科ダニ幼虫(ツツガムシ)による寄生。主に野生捕獲爬虫類と屋外飼育のものに影響。幼虫は外部寄生虫;若虫と成虫は自由生活性の捕食者。温暖月に季節的に発生。

病態生理

ツツガムシ幼虫は皮膚(しばしば皮膚のひだ、眼の周囲、咽頭部)に付着し組織を溶解する消化酵素を注入して摂食管(スタイロストーム)を形成。強い局所炎症、掻痒、肉芽腫性皮膚炎を引き起こす。血液寄生虫のベクターとして機能しうる。重度寄生はストレスと衰弱を引き起こす。

治療

拡大鏡下での可視的ダニの手動除去。罹患部位へのフィプロニルスプレーの慎重な適用。全身治療にイベルメクチン0.2 mg/kg(種の制限)。二次性皮膚感染への局所抗菌軟膏。動物が屋内に移された後は通常自然限定的。

予防

温暖月のツツガムシ常在地域での屋外飼育の回避。屋外飼育爬虫類の定期的な視診。屋外飼育エリアへの適切な殺ダニ剤の処理。

予後

良好。ツツガムシ寄生は自然限定的で治療可能。適切なケアで二次感染による合併症は少ない。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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