リステリア症
概要
リステリア・モノサイトゲネスによる脳炎と敗血症。
主な症状
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原因
インコにおけるリステリア症の原因: リステリア・モノサイトゲネスによる脳炎と敗血症。
病態生理
インコのリステリア症はListeria monocytogenesによる感染で、汚染された生野菜・果物(不適切な洗浄)の給餌が主な感染経路。L. monocytogenesは4°Cでも増殖可能で、冷蔵保存した野菜にも残存しうる。臨床型:(1) 敗血症型(突然死)、(2) 脳炎型(斜頸、旋回、平衡障害)。小型インコは体格が小さいため急性経過をとりやすい。【人獣共通感染症】ヒトへの感染リスクがあり、妊婦・免疫不全者は特にハイリスク (Swayne DE. Diseases of Poultry, 14th ed, 2020)。
治療
【人獣共通感染症】取り扱い注意。リステリア・モノサイトゲネスはセキセイインコに高致死率の脳炎・敗血症を起こす。第一選択: アンピシリン100-200 mg/kg IM q8h + ゲンタマイシン5 mg/kg IM q24h(相乗的併用、リステリア症のゴールドスタンダード)。代替: TMP-SMX 48 mg/kg PO q12h 14-21日間。注意: セファロスポリン系はリステリアに無効 — 使用しない。神経症状(斜頸、旋回、後弓反張): ミダゾラム0.5-1 mg/kg IM/INで急性痙攣管理、メロキシカム0.5 mg/kg PO/IM q12-24hでCNS炎症管理。支持療法: IO/IV輸液、保温(28-30°C)、自力摂食不能な鳥には経管給餌。治療期間最低14-21日間; CNS感染はより長期を要する。感染源調査: 汚染された野菜、土壌、飼鳥舎内のげっ歯類糞便。環境消毒が不可欠。神経症状発現後の予後は要注意。参考文献: Crespo et al. 2013, Cooper 2002。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に
予防
リステリア症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。
予後
リステリア症の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
関連する薬品
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