エロモナス感染症
概要
エロモナス・ハイドロフィラによる皮膚感染と敗血症。
主な症状
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臨床徴候
トカゲにおけるエロモナス感染の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。
原因
トカゲにおけるエロモナス感染の原因: 創傷汚染、経口摂取、吸入、日和見的過剰増殖による細菌コロニー形成。ストレス、免疫抑制、不衛生、過密飼育、併発疾患が素因となる。
病態生理
トカゲのエロモナス感染(トカゲ)は細菌感染症で、病原体(細菌・ウイルス・真菌・原虫)の感染が直接的な原因であり、宿主の免疫力低下、過密飼育、不衛生な環境、慢性的ストレス、栄養不良、併発疾患が感染リスクを著しく増大させる。病原体が組織に侵入→増殖→炎症反応→組織障害。ストレス、免疫低下、不適切な環境管理が発症の素因。
診断
病変部の細菌培養・感受性試験でAeromonas属(A. hydrophila等)を分離同定。水棲・半水棲トカゲ(ウォータードラゴン等)で好発。CBC(ヘテロフィル増加・毒性変化)、血液生化学で敗血症の評価。血液培養は全身感染疑い時に実施。皮膚潰瘍・壊死性皮膚炎・口内炎の主要起因菌。グラム陰性桿菌で多剤耐性株の存在に注意。水質悪化(アンモニア・亜硝酸上昇)が最大の素因のため、水質検査を並行して実施する。
治療
トカゲにおけるエロモナス感染の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。
予防
エロモナス感染の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。
予後
エロモナス感染症の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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