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モルモット (Guinea Pig) 感染症 中等度

口唇炎

Cheilitis (Lip Infection) / 口唇炎

概要

粗い干し草やウェットフードによる口唇と口角の細菌・真菌感染。

主な症状

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臨床徴候

モルモットにおける口唇炎の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。 皮膚病変(円形脱毛・落屑・痂皮)、慢性鼻汁、または深在性真菌症では咳・体重減少・神経症状が見られる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

モルモットにおける口唇炎の原因: 粗い干し草やウェットフードによる口唇と口角の細菌・真菌感染。

病態生理

モルモットにおける口唇炎の病態生理は原因病態と進行段階により多面的に展開する。初期の局所組織傷害・機能異常から全身的代償機構の動員、最終的な臓器機能不全への進展という共通の流れがある。病態の進行は原因と宿主の免疫・代謝状態に依存する。早期発見・早期治療が予後改善の鍵。

診断

口唇部の視診で発赤・腫脹・痂皮・潰瘍・びらんを確認。口唇病変の細菌培養・感受性試験。真菌培養・KOH検査で皮膚糸状菌症を除外。皮膚掻破検査(ダニ症の除外)。FNA細胞診(腫瘍性変化の除外)。ビタミンC欠乏は口腔粘膜の脆弱化を引き起こすため血漿ビタミンC濃度を測定。食餌内容の確認(粗い干し草による物理的刺激)。鑑別:ビタミンC欠乏症(歯肉炎型)、口唇腫瘍、自己免疫性疾患。

治療

モルモットにおける口唇炎の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。

予防

口唇炎の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

口唇炎の予後: 適切な抗菌薬療法で多くが治癒可能。慢性・深在性感染は長期治療が必要。敗血症は予後要注意。

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