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モルモット (Guinea Pig) その他 緊急

サルモネラ症

Salmonellosis / サルモネラ症

概要

敗血症を引き起こす重篤な細菌感染症で、人への感染リスクもあります。

主な症状

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原因

モルモットにおけるサルモネラ症の原因: 創傷汚染、経口摂取、吸入、日和見的過剰増殖による細菌コロニー形成。ストレス、免疫抑制、不衛生、過密飼育、併発疾患が素因となる。

病態生理

モルモットのサルモネラ症はSalmonella enterica(特にS. Typhimurium、S. Enteritidis)による消化管〜全身性感染。汚染飼料・野菜の摂取、野生げっ歯類の糞便汚染が感染源。急性型は敗血症→突然死、亜急性型は下痢・脾腫・肝膿瘍。モルモットはC4補体欠損で細菌感染に対する感受性が高い。【人獣共通感染症】ヒトへの感染リスク (Percy DH & Barthold SW. 2016)。

治療

モルモットにおけるサルモネラ症の治療: ① 健常成獣の無症候性キャリアは抗菌薬を控え自然排菌待ち(抗菌薬は耐性化・キャリア化リスク)。② 重症臨床例(敗血症・下血・脱水)には培養感受性後の抗菌薬: エンロフロキサシン 10-20 mg/kg PO/IM q12-24h(鳥類)/ 5-10 mg/kg PO q12-24h(小型哺乳類) × 14-21日、または トリメトプリム・スルファ 15-30 mg/kg PO q12h。③ 輸液療法 + 電解質補正、制吐・止瀉対症療法。④ ⚠人獣共通感染症—家族(特に小児・免疫不全者)の手洗い・接触予防徹底。⑤ 環境消毒は塩素系(次亜塩素酸 1:10)または過酢酸が有効。⑥ 群飼育では感染源(飼料・水・媒介動物)の検索と隔離。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に • Booster & Relax (アダプトゲン+Bビタミン複合体): ウイルス後回復・内分泌疾患エネルギー補給・高齢期慢性疲労。アダプトゲン(ストレス適応促進)+Bビタミン複合体がエネルギー代謝と副腎機能をサポート。パルボ/ジステンパー回復期、甲状腺機能低下症/アジソン病の倦怠感、ダニ媒介性感染症回復期のエネルギー補給に

予防

サルモネラ症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

サルモネラ症の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン

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