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モルモット (Guinea Pig) 感染症 中等度

クラミジア結膜炎

Chlamydial Conjunctivitis / クラミジア結膜炎

概要

クラミジア・カビエによる結膜炎で、しばしば両側性です。保菌動物では無症状のことがあります。

主な症状

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臨床徴候

モルモットにおけるクラミジア結膜炎の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

モルモットにおけるクラミジア結膜炎の原因: クラミジア・カビエによる結膜炎で、しばしば両側性です。保菌動物では無症状のことがあります。

病態生理

クラミジアは粘膜上皮細胞内で増殖し、結膜炎・呼吸器炎・全身性の炎症を起こす。細胞内寄生のためテトラサイクリン系等の細胞移行性薬剤を要する。

診断

片側性から両側性に進行する結膜充血・眼脂(漿液性→粘液膿性)・眼瞼腫脹を確認する。フルオレセイン染色で角膜潰瘍の合併を除外し、シルマー試験で涙液産生量を評価する。結膜スワブのPCRでChlamydia caviae DNAを検出し確定診断する。細胞診で結膜上皮細胞内の封入体を確認できることがある。鑑別としてBordetella性結膜炎・異物(hay poke)・アレルギー性結膜炎を除外する。集団飼育での水平感染に注意する。

治療

モルモットクラミジア症: ① モルモット・ウサギ・ハムスター等で結膜炎・呼吸器症状—Chlamydia psittaci/caviae。② 確定: 結膜・呼吸器スワブPCR、IFA。③ 抗菌薬: ドキシサイクリン 2.5-5 mg/kg PO q12h × 14-21日(ウサギは消化器副作用注意、enrofloxacin 5-10 mg/kg PO q12h 代替)。④ 結膜局所: ofloxacin/tetracycline点眼 q6h。⑤ ⚠人獣共通—衛生管理徹底。支持療法(小型哺乳類): 等張輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温(26-28℃)、シリンジ給餌(Critical Care/Recovery 50-90 mL/kg/日を3-4回分割)、メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h で疼痛・炎症管理。 経口ペニシリン・アンピシリン・セファロスポリンは禁忌(Clostridium difficile腸炎を誘発)。

予防

クラミジア結膜炎の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

クラミジア結膜炎の予後: 早期治療で視機能温存可能。慢性疾患は長期管理が必要。網膜疾患は不可逆的な場合がある。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 ドキシサイクリン 💊 アンピシリン 💊 メロキシカム 💊 テトラサイクリン

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