トリコディナ症
Trichodina / トリコディナ症
概要
体表に寄生する繊毛虫。水質悪化や免疫低下に続発することが多い。
主な症状
鰭をたたんでいる
体を擦りつける(フラッシング)
鰓の粘液過多
活動低下・沈下
食欲不振
粘液の過剰分泌
白い膜状の付着
原因
繊毛虫外部寄生虫 Trichodina 属。円盤状で魚体表面を回転移動。通常、水質不良・過密・慢性ストレスによる免疫低下に続発。
病態生理
トリコディナは繊毛帯で皮膚・鰓表面を滑走し、上皮細胞と細菌を摂食。中央の歯状リングが機械的摩擦を引き起こす。慢性的な刺激が上皮過形成と過剰粘液産生を招く。トリコディナは一次病原体というより飼育管理不良の指標であることが多い。
治療
ホルマリン浴、塩水浴、水質改善。根本原因の是正が重要。
予防
適切な水質管理(特にアンモニア・亜硝酸)、過密回避、定期的な水換え。
予後
水質改善により予後は極めて良好。トリコディナ単独での致死はまれだが、対処すべき飼育管理上の問題を示唆する。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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