鰓吸虫症(ダクチロギルス症)
Gill Flukes (Dactylogyrus) / 鰓吸虫症(ダクチロギルス症)
概要
鰓に寄生する単生吸虫。呼吸困難と二次的な細菌感染を引き起こす。
主な症状
flashing
gasping surface
gill mucus
gill redness
lethargy
loss of appetite
rapid gill movement
原因
単生吸虫 Dactylogyrus 属(卵生)。主に鰓に寄生。新規導入魚や汚染された水・器具から侵入。
病態生理
ダクチロギルスは後吸盤の鉤で鰓弁に付着し、上皮過形成と弁融合を引き起こす。過剰粘液産生が鰓を閉塞。ガス交換障害は低酸素症を招き、損傷した鰓組織は二次細菌感染に脆弱となる。
治療
プラジカンテル浴、ホルマリン浴、トリクロルホン浴。重症例では抗菌薬の併用。
予防
新規魚の検疫、適切な水質管理、過密飼育回避。検疫期間中のプラジカンテル予防的処理。
予後
速やかな駆虫治療で予後良好。未治療の重度鰓寄生は呼吸不全により致死的となりうる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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