水カビ病(サプロレグニア症)
Saprolegnia (Water Mold / Cotton Wool Disease) / 水カビ病(サプロレグニア症)
概要
サプロレグニア等の卵菌類による真菌感染。皮膚損傷や免疫低下に続発することが多い。
主な症状
cotton like growth
lethargy
loss of appetite
ulcers
white film
原因
卵菌類(サプロレグニア、アクリア)による感染。淡水中に普遍的に存在し、創傷・取扱い・免疫低下で皮膚防御が破綻すると病原性を発揮。
病態生理
遊走子が損傷組織にコロニーを形成し、菌糸が表皮・真皮に侵入。菌糸の増殖が組織壊死を引き起こし、特徴的な綿状の菌糸塊を形成。重症例では皮膚バリア喪失により浸透圧調節障害が生じる。
治療
メチレンブルー浴、マラカイトグリーン浴、塩水浴(0.3-0.5%)。原因の除去(外傷治療、水質改善)。
予防
外傷防止、水質管理、適正水温維持、過密飼育回避。
予後
原因が除去されれば早期治療で予後良好。体表面積30%超の広範病変は浸透圧調節破綻により予後不良。
VetDictで魚の鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。