ペスト(プレーリードッグ)
概要
ペスト菌感染。プレーリードッグでは致死率が高く、人獣共通感染症リスクあり。届出疾病。
主な症状
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原因
その他エキゾチック動物におけるペスト(エキゾチック動物)の原因は特定の細菌病原体の感染である。病原性細菌が体内に侵入(経口・経皮・経気道・媒介動物)し、増殖・毒素産生・組織浸潤により疾患を引き起こす。宿主免疫抑制(ストレス・栄養不良・併発疾患)、抗菌薬の不適切使用による菌叢異常、汚染環境への持続的曝露、咬傷・外傷からの侵入が主要リスク。近年の薬剤耐性菌(MRSP・ESBL産生菌)の出現が治療上の課題となっている。
病態生理
エキゾチック動物のペスト(Yersinia pestis)は主に野生げっ歯類から猫・犬への伝播が問題。猫は犬より感受性が高く臨床発症する。プレーリードッグ(ペットとして飼育される場合あり)は極めて感受性が高く致死的。腺ペスト(所属リンパ節の化膿性腫脹/bubo)、敗血症ペスト、肺ペスト(飛沫でヒトに伝播→致死的)の3型。【一類感染症】 (Gage KL et al. Clin Microbiol Rev 2000;13:489-511)。
治療
【エキゾチック動物におけるペスト(プレーリードッグ)】 ペスト(プレーリードッグ)はエキゾチック動物における正確な臨床評価(病歴、身体検査、CBC・生化学、画像)から治療方針を決定。 基礎疾患の特定→特異的治療+支持療法の組み合わせが原則。 経過モニタリング: 主訴の改善、検査値の変化、QOLを2-4週毎に再評価。 複雑症例はエキゾチック動物専門医(ACZMまたはAVMAエキゾチック分科会等)に紹介を検討。 具体的な薬剤目安: Enrofloxacin 5-10 mg/kg PO、Gentamicin 5 mg/kg IM。 支持療法: 種に適切な輸液・栄養管理・疼痛緩和を行う。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によってはエキゾチック動物の専門医紹介を考慮する。
予防
その他エキゾチック動物におけるペスト(エキゾチック動物)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
疾患の重症度、治療開始の早さ、治療反応により異なる。早期の適切な治療介入で一般に予後改善。
関連する薬品
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