ストレス性ミオパチー(捕獲ミオパチー)
概要
捕獲や輸送時の極度のストレスによる横紋筋融解症。ワラビー等の野生動物に多い。
主な症状
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臨床徴候
その他エキゾチック動物におけるストレス性ミオパチー(捕獲ミオパチー)の臨床徴候は罹患部位と病態の急性/慢性により異なる。急性外傷: 跛行(非荷重)・腫脹・疼痛・変形(骨折・脱臼)。慢性変性: 起立困難・運動不耐性・跛行(運動後悪化・寒冷で悪化)・関節腫脹(OA等)。発達性異常: 子犬期から軽度跛行(股関節・肘関節形成不全)。感染性: 発熱を伴う関節腫脹・疼痛(敗血症性関節炎)。
原因
その他におけるストレス性ミオパチー(捕獲ミオパチー)の原因: 捕獲や輸送時の極度のストレスによる横紋筋融解症。ワラビー等の野生動物に多い。
病態生理
ストレス性ミオパチー(捕獲ミオパチー)はその他における行動疾患である。情動調節、ストレス応答、学習行動を制御する脳回路における神経化学的シグナル伝達(セロトニン、ドーパミン、ノルエピネフリン、GABA)の調節障害を伴う。環境ストレス、不適切な社会化、不適切な飼育管理、基礎疾患が行動異常を惹起・悪化させることがある。慢性ストレスは視床下部-下垂体-副腎系を活性化し、コルチゾール上昇と免疫抑制を引き起こす。
診断
捕獲・保定・輸送後の急性筋硬直・歩行困難・横臥・暗色尿(ミオグロビン尿)を評価する。血液生化学でCK著明上昇・AST上昇・ミオグロビン血症・高K血症・代謝性アシドーシスを確認する。尿検査でミオグロビン尿(褐色尿・潜血陽性/赤血球陰性)を確認。腎機能(BUN/Cre上昇)でミオグロビン腎症を評価する。野生動物・半野生エキゾチック動物で好発し、追い回し・過度の保定がリスク因子。症状発現後24-72時間が最も危険な期間。
治療
エキゾチックにおけるストレス性ミオパチー(捕獲ミオパチー)の治療: 原因に応じた特異的治療。支持療法(輸液・栄養・疼痛管理)。定期モニタリング。
予防
ストレス性ミオパチー(捕獲ミオパチー)の予防: 定期健診。適切な栄養。ストレス軽減。早期受診。
予後
ストレス性ミオパチー(捕獲ミオパチー)の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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