両生類クラミジア症
Amphibian Chlamydiosis / 両生類クラミジア症
概要
両生類におけるChlamydia属の全身感染症。肉芽腫性肝炎、脾腫大、慢性消耗を引き起こす。ドキシサイクリンで治療可能。
主な症状
食欲不振
肉芽腫性病変
無気力
肝臓腫大
臓器腫大
皮膚病変
突然死
体重減少
原因
Chlamydia属(偏性細胞内細菌)の感染。粘膜または皮膚を介した感染と推定。衰弱または過密飼育下の両生類が最も感受性が高い。
病態生理
クラミジアの基本小体が宿主細胞に感染し、細胞内で網様体として増殖し、肝臓・脾臓等の臓器に肉芽腫性炎症を引き起こす。慢性感染は臓器線維化と機能障害に至る。
治療
ドキシサイクリン(5-10 mg/kg PO 1日1回 10-14日間)またはオキシテトラサイクリン(50 mg/kg PO 1日1回 10-14日間)。小型種にはテトラサイクリン浴。栄養サポートを伴う支持療法。
予防
新規個体の検疫。過密飼育の低減。清潔な環境の維持。繁殖コロニーの糞便・組織スクリーニング。
予後
早期治療で予後はやや良好。臓器線維化を伴う慢性例では予後は慎重。
関連する薬品
※ 薬品辞書で詳細な投与量・副作用情報を確認できます
感染症の他の疾患(両生類)
VetDictで両生類の鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。