耳膿瘍(Tortoise)
概要
リクガメにおける細菌性の皮膚疾患。耳膿瘍は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
リクガメにおける細菌性の皮膚疾患。耳膿瘍は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
リクガメにおける細菌性の皮膚疾患。耳膿瘍は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
耳膿瘍(リクガメ)。★リクガメで最も一般的な外科疾患の一つ。鼓膜後方に乾酪状膿瘍を形成★。外科的切除: 全身麻酔下で鼓膜を切開し、乾酪状膿瘍物質を一塊切除。 ★液状の膿ではないため吸引・排膿は不可 — 鉗子/キュレットで掻爬★。 腔内を0.05%クロルヘキシジン/生理食塩水で十分に洗浄。 開放創管理(二次治癒)or 部分閉鎖。抗菌薬: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h × 2-4週。 C&S(培養感受性試験)で調整。嫌気性菌にメトロニダゾール 20 mg/kg PO q48h。術後管理: 毎日の創洗浄+SSDクリーム。清潔な基材(キッチンペーパー)。 POTZ維持(免疫機能最大化)。水場なし or 浅い水場(創部浸水防止)。原因精査: ビタミンA欠乏(扁平上皮化生→導管閉塞)が主因。 ビタミンA: 2,000-5,000 IU/kg IM(単回)。過剰症に注意。 食事改善: ビタミンA豊富な葉野菜(ニンジン葉、タンポポ葉)。再発率: ビタミンA欠乏未補正で高い。食事改善で予防。予後: 外科的切除で良好。両側性は聴力低下の可能性。
予防
適切なワクチネーションプログラムの実施、衛生的な飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間の設定が基本的予防策である。過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力の維持、ストレス軽減も重要である。感染動物との接触を避け、汚染された器具や環境の消毒を徹底する。定期的な健康診断による早期発見と早期治療が蔓延防止に不可欠である。
予後
予後は病原体の種類、感染の重症度、宿主の免疫状態、治療開始の時期に大きく依存する。早期に適切な抗微生物療法が開始されれば多くの感染症で良好な転帰が期待できる。免疫抑制状態の動物や重度の敗血症を呈する症例では予後不良となりうる。慢性感染では完治が困難な場合があり、長期的な管理と再発防止策が必要となる。
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