マイコバクテリウム症(リクガメ)
概要
リクガメにおける細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
リクガメにおける細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
リクガメにおける細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
リクガメマイコバクテリウム症(M. marinum, M. chelonae, M. fortuitum等の非結核性抗酸菌が多い): ① 治療は試験的で長期: リファンピシン 10-30 mg/kg PO q24h + クラリスロマイシン 30 mg/kg PO q24h + エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO q24h、6-12ヶ月以上。② 皮下・皮膚結節は外科的切除を推奨(抗菌薬の浸透性が悪い)。③ POTZ最適化(免疫機能の前提)。④ ⚠ M. marinum はヒト皮膚感染(fish tank granuloma)—飼養者の手洗い・防護必須。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
リクガメにおけるマイコバクテリウム症の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
リクガメにおけるマイコバクテリウム症の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
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