半陰茎脱出
Hemipenal Prolapse / 半陰茎脱出
概要
雄のヘビやトカゲで片方または両方の半陰茎が脱出する状態です。
主な症状
cloacal swelling
swelling
tissue prolapse
原因
強制的または長時間の交尾試行、半陰茎の感染/炎症、便秘といきみ、後退筋に影響する神経学的機能不全、手動プロービングやポッピング中の外傷。
病態生理
片方または両方の半陰茎が総排泄口から反転し後退できなくなる。露出した半陰茎組織は急速に浮腫、乾燥、外傷を来す。未治療では組織壊死が発生する。二次感染は体腔内に上行しうる。
治療
生存可能な場合:高張糖/ハチミツで浮腫軽減、潤滑し鎮静下で優しく整復。1-2週間の巾着縫合。壊死の場合:罹患半陰茎の外科的切断(対側半陰茎は繁殖に機能可能)。感染時は全身性抗菌薬。
予防
強制交尾の回避、必要時のみ適切なプロービング/ポッピング技法の使用、便秘の治療、良好な総排泄腔衛生の維持。
予後
生存可能な組織の片側脱出は予後良好。両側壊死脱出はより重篤だが半陰茎なしでも生存可能(繁殖不能のみ)。
VetDictで爬虫類の鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。