肝ウイルス感染症(オウム)
概要
オウムにおけるウイルス性の肝臓/胆道疾患。肝ウイルス感染症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
オウムにおけるウイルス性の肝臓/胆道疾患。肝ウイルス感染症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
オウムにおけるウイルス性の肝臓/胆道疾患。肝ウイルス感染症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
オウムの肝炎ウイルス感染症。ヘルペスウイルス(パケコ病)、ポリオーマウイルス、アデノウイルス等が原因。■臨床症状: 食欲廃絶、嗜眠、黄疸(蝋膜の変色で確認)。■治療(支持療法): 保温28-30℃。輸液SC/IO。 肝保護: シリマリン 50-100 mg/kg PO q24h。SAMe 20 mg/kg PO q24h。 ウルソデオキシコール酸 10-15 mg/kg PO q24h。 ビタミンK1(凝固障害時)。強制給餌。 パケコ病疑い: アシクロビル 80 mg/kg PO q8h。 二次感染: エンロフロキサシン 15 mg/kg PO q12h。■予後: パケコ病→致死率高い。他の原因→支持療法で管理可能。参考文献: Speer BL (2016); Ritchie BW et al. (1994). [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に • MSM+アミノコンプリート (MSM+必須アミノ酸(BCAA中心)): 組織修復・筋肉維持・肝腎栄養サポート。BCAA(分岐鎖アミノ酸)が筋蛋白合成を促進+MSMが結合組織の修復をサポート。術後回復、骨折治癒、CKD/肝疾患の筋肉量維持、競走馬・スポーツ犬の運動器サポートに ※MSM+アミノコンプリート: 重度肝・腎不全は蛋白負荷に留意
予防
オウムにおける肝ウイルス感染症の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
オウムにおける肝ウイルス感染症の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
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